2012-11-29 Thu
水上機の晴嵐は、潜水艦に搭載されて奇襲攻撃をかける
攻撃機として開発された、とてもユニークな存在です。
いまは、タミヤからいいキットが販売されていますが、
昔はアオシマのどうしようもないようなキットしか
ありませんでした。
そこで何とか作ってみたいとおもって、いろんなキットから
部品を寄せ集めて、切り貼りして作ったものです。
そんな作り方を、スクラッチビルドと呼ぶようです。
カチャカチャとひっかいたような作り物ってことでしょう。
エンジン部が細すぎて、ぜんぜん晴嵐の感じが出ていませんが、
それはともかくとして、作っている間は本当に楽しかったですね。
こういう作り方は手間ひまがかかるので、今はあまりはやりませんが
かつては、発売されているキットがすくなかったせいもあって
盛んに行われていました。
60年代、雑誌「航空ファン」などには改造講座が連載されていて
やってみたいなーと思いながら見てました。
なかにはこんなの絶対無理だろーというものも、ちゃんと記事に
なってたりして、子供心にもいいかげんだなーと思いました。
でも、いまはべつの考え方で見られるようになりました。
いい加減だろうとなんだろうと、この機体を作りたいという情熱
を持ち続けることが、こうした楽しみにはかかせないのです。
夢中になって楽しむことは、人には大切なことです。
完成度よりも楽しみ度。
そんな改造講座の記事に、オランダのフォッカーC5を作ると
いうのがありました。複葉の下翼にはP38ライトニングの
外翼を使うことになってました。
おー、ワイルド、、、すぎるだろー。
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